私が子供の頃は、お砂糖と言えば白い上白糖が主流だったと思いますが、今はお砂糖にも様々な種類がありますよね。
ご自宅ではどんなお砂糖を使っていますか?
実は、お菓子作りに上白糖は不向きなんです。ご存じでしたか?
理由は、上白糖は湿気を吸いやすく、固まりになってしまうので、他の材料と混ざりにくいことや、
上白糖の強い甘みは、焼いたときに焦げやすくなるなどです。
なので、洋菓子で使うお砂糖は、主にグラニュー糖になります。
グラニュー糖は、上白糖を作る前段階の物で、甘みがそんなに強くないのが特徴です。
触ると分かりますがサラサラですから、作業性も良いです。
それと、レシピに時々でてくる粉砂糖(粉糖)というのも結構使いますね。
粉砂糖はグラニュー糖を細かく砕いた物に微量のコーンスターチを加えた物です。
粒子が細かいので、より材料と混ざりやすいし、溶けやすいです。
と、ここまで洋菓子ではグラニュー糖と粉糖を使うとお話しましたが、実は私、白いお砂糖は殆ど使いません。
キビトウか甜菜糖という、ちょっと茶色のお砂糖を使っています。
でも、ちゃんと美味しいお菓子ができます!!
見た目の色も比べなければ分からないかな。
それも、お砂糖の性質を分かっているからこそ、材料をトレードするという選択肢ができます。
このお砂糖は粉砂糖より溶けにくいから、ここでは少し湯せんしよう、とか、溶けるまで多めに混ぜようとか、最善の判断ができるようになります。
材料の性質を知ることは、お菓子作りにおいては結構大事です。
作業工程の一つ一つには意味があるのですが、それが分からないと失敗しちゃう確率が上がるし、
なんで失敗したか分からないままなんですよね。
基本的な材料の性質を、ちょこちょこブログで書いていくので、お菓子作りで失敗したくない方はちょこちょこチェックしてみてくださいね♪
ではまた~♪
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