「シュー」はフランス語でキャベツのことです。「Chou」と書きます。
お菓子の形がキャベツに似ていることからこの名前がついたそうです(^^)
なかなかうまく膨らまないという声が多いシュークリーム、キャベツのようにぷっくり膨らんで欲しいですよね。
【シュークリーム作りの大事なポイント】
1.鍋に水、バター、塩を入れて火にかけたら、完全に沸騰させましょう!
シュー生地が膨らまない原因は、小麦粉に熱が通って糊化しないからです。
小麦粉を加えた時に温度が下がりがるので、最初に完全に沸騰させて温度を上げておきましょう。
2.小麦粉は一気に加えること!
水、塩、バターが沸騰したら、ふるっておいた小麦粉を一気に加えるのがコツです。
できるだけ温度が下がらないように手早く混ぜて、小麦粉を糊化させる為です。
3.卵は3回に分けて加えましょう!
小麦粉が十分に糊化したら、粗く解きほぐした卵を加えますが、一度に加えると混ざりにくいため、3回に分けて入れます。
それでも最初は混ざりにくいですから、木べらで細かく切るように混ぜるのがコツ。
1回目の卵が完全に生地と繋がったところで、2回目の卵を加えます。
2回目以降は、生地が柔らかくなるため、卵は早く生地になじむようになります。
4.生地の固さは「木べらですくったら▼になってスッと落ちる」というのが目安
3回目の卵は生地の固さを見ながら調整して加えます。
すくってたらしたとき、生地がゆっくり逆三角形の形で落ちていけばOKです。
ここで3回目の卵を入れすぎると、たらーっと垂れる生地になり、横に広がり縦に膨らまないです。
また、3回目の卵が少ないと、水分量が少ないので、縦にも横にも膨らまなくなってしまいます。
5.生地を絞り出すときは、間隔をあける
シュー生地はだいたい1,5倍くらいに膨らみます。
シュー生地を天板に絞り出す時は、焼きあがった生地同士がくっつかないよう間隔をあけておきます。
6.絞った生地はすぐに霧を吹く
シュー生地を天板に絞り出したら、生地にすぐ霧を吹いておくのをおススメします。
生地の表面が乾いてしまった状態で焼くと、サイドが割れて表面が平らになったシュー生地になってしまうので、霧を吹いて乾燥させないようにしましょう。
7.オーブンは初めに準備しましょう
オーブンが熱せられるまで生地をそのままにしておくと、生地の温度が下がったり乾燥して、生地の膨らみが悪くなってしまいます。
すぐに生地を焼けるように早めに温度をセットして準備しておきましょう。
8.亀裂の中にもしっかり焼き色をつける
シューの焼き加減は、シューの亀裂の中にも表面と同じような焼き色がついているということ。
早く出しすぎてしまうとまだ固くなってなく、オーブンから出したらぺちゃんこになってしまいます。
少し焼きすぎかな、と思うくらいでちょうどいいことが多いです。
こんなことをに気をつけて作ってみると、美味しそうに膨らんだシュー生地ができますよ!
さて、次回はカスタードクリームについて書いていきますね🌟
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